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オレンジ通信 7月号
第65号(通算527号) |
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参議院文教科学委員会議事録
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| 〔学校のアスベスト対策について〕 |
- 西岡武夫君 冒頭に、アスベストの問題につきましてご質問申し上げます。
実は、年度が定かでないんですけれども、昭和40年代の後半から50年辺りにかけてアスベストの問題が初めて世界的に問題になりましたときに、当時、私
は、与党でございましたけれども、当時は、国公立、私立についてはそのときに手当てはした記憶はないんですけれども、少なくとも公立学校の施設整備費を
使ってとにもかくにもアスベストの撤去をやるべきではないかということで当時の文部省と話をいたしましてその作業に入ったという記憶がございます。
私が特に記憶が鮮明なのは、アスベストが非常に毒性が強いということで、これを取り除く作業をする方の健康がどうなるのかなということも当時私は注意しな
きゃいけない問題じゃないかということを文部省に申し上げたことが記憶に残っておりまして、この問題が今回非常に大きくクローズアップされてきまして、学
校はあのときに取り組んでいたから大丈夫だ、良かったなと思っていました。ところが、数日前から、特に一か所だけが大きくテレビにも報道されておりますけ
れども、東京都の北区の王子第五小学校のアスベストの撤去作業というのが大々的に取り上げられておりまして、これ一体何年に造られた学校なのかなというふ
うにまず疑問に思ったわけでございますが、突然質問いたしまして申し訳ないんですけれども、お分かりでしたらば年代を教えていただきたいと思います。
- 政府参考人(大島寛君) 今ご指摘の北区王子の学校についてでございますけれども、昭和41年から昭和46年にかけて建設された建物でございます。
- 西岡武夫君 それでは、私のこの記憶からいいましてもちょうどこの問題が起こるぎりぎりの
ところで建設されたということだからなるほどと思いましたけれども、しかし、その後、今申し上げたようなことでかなり早い時期に、当時の文部省は取り組ん
だはずですし、私もそれは確認をしたわけでございますけれども、しかもその後、かなり遅れてですけれども、昭和62年になりましてから、正式にアスベスト
対策として、国庫補助としては三分の一という国庫補助率ということで制度がスタートを正式にしています。
いろいろな文部省、当時の文部省の予算
の使い方については私も事細かにかかわってきた経験がございますので、臨機応変に緊急の場合にはいろいろやるというようなことをやってきていただいたわけ
でございますけれども、一体どういうことでこれから調査しなければならないというような大問題として文部科学省として取り組まなければいけないというよう
な状況になったのか。
当時のことをきちんとやっていれば、学校はほとんど、今の問題になっている北区の王子第五小学校を始めとして撤去されていると思うんですね。私の当時の
記憶では、体育館とか音楽室ですか、そういうところが大体中心で若干使われているというようなことで、ということだけ記憶をしているんですけれども、今か
らまた何か調査されるということですけれども、その後全然ほったらかしてこられたということなんでしょうか。
- 政府参考人(大島寛君) 今、委員ご指摘のように、本格的に補助制度が設けられたのが昭和62年度、ご指摘のとおりでございます。その補助制度も活用しつつ、昭和62年、3年以降、積極的な支援の取り組みをやってきたという状況にございます。
しかしながら、一方で、昭和62年は一度調査をやりまして、当時の非常に毒性が強いと言われていた、危険性の高い三品目、三種類のものについて一度実態調
査を行って、どの程度の影響があって、これはどのくらいの支援しなきゃいけないということの大勢をつかむために調査をして、これを基にして先生ご指摘の補
助制度ができ上がったというのがその当時のまずスタートでございます。その後、しかしながら、いわゆる危険な品目というものがその後判明して、昭和63年
には更に全部で23商品が判明したという状況になりまして、これらについても更に指導徹底を図って周知しながら、これについても取り組むように、それを求
めてきたということがございます。その後、アスベストに関しては段階的な規制が、あるいはご承知かもしれませんけれども行われてきて、平成7年とうとう、
次々と規制が来たという状況にございます。 で、翻って、先ほどの補助制度を活用して、公立学校等についての改善はどの程度進んだかといいますと、それについてはこれまで1千1校、これがそれを活用して改善をなされたと、こういう状況にございます。
その間、一方で自治体も、先ほどの北区のように、自ら自分の財源を使いながら改善を継続的にやってきたというようなこともございまして、それなりの取り
組みが進められてきたというふうに理解しているわけでございますが、最終的に、じゃどの程度まで全部進捗しているかという状況については調査をしておりま
せんので、そこは把握してございません。近年の補助の申請の状況というのが極めて減少しているということから、相当程度済んだというものはつかんでおった
わけですけれども、最終的な状況の把握はないということで、昨今の社会問題化した状況を踏まえて、ここできちんと全体の状況を把握して改めて全体、状況を
とらえて対策を打ちたいと、このように考えているところでございます。
- 西岡武夫君 この問題はこれで終わりますけれども、私はその当時、とにかくアスベストは全部撤去をすべきだということで、私自身は当時の文部省の関係の方々には申し上げてこれを進めていただいていたと思っていたわけです。
で、これは当時は、今、白いアスベスト、茶色いアスベスト、青いアスベスト、青が一番毒性が高いというふうに言われているんですけれども、そういうことは少なくとも施設部等の皆さん方はご存じだったと思うんですけれども、ご存じじゃなかったんですか。
- 政府参考人(大島寛君) 先生ご指摘の件でございますが、まさしく青が一番危険で、次に茶で、白が比較的当時はまだ大丈夫だろうと言われていたというふうに、それは当時の段階の担当も承知はしていたと思います。
したがって、これはそれぞれ専門としている各省庁から規制が段階的に、先ほども申し上げたように強化されていったわけですけれども、白はそういう意味では規制が比較的後まで残っていたと、そういう状況のものでございました。
- 西岡武夫君 これは私も当時、そこまで専門的なことが分かっていれば良かったと思うんです
けれども、反省をしますけれども、アスベストを全面的に撤去しているものとばかり思っていたわけです。結局、補助制度ですから、全額国庫負担という場合に
は当時の文部省の責任が問われるということになりますけれども、申請がなければ、ここをやれ、とは当時の文部省は言うわけにはいかなかったわけですね。
ですから、そこのところがこれから質問することにかかわってくるわけでございますけれども、少なくとも未来を背負う子供たちの環境にこういう状況があると
いうことは大変なことでございますから、改めてもう何十年たってまた言うのは私自身、忸怩たる思いがあるんですけれども、早急に、短時間のうちに、少なく
とも学校の施設についてはこれを撤去していくと、全面的に撤去するという方針で臨んでいただきたいと思います。 大臣、よろしいでしょうか。
- 国務大臣(中山成彬君) 今、西岡委員のお話を聞いておりまして、本当に長い間の問題だっ
たなということが分かりますし、その間ずっとやはりフォローしておれば、少なくとも学校関係につきましてはこういった問題にならなかったんではないかなと
いう反省があるわけですけれども、ご指摘のような補助制度の問題点もあるわけでございます。
しかし、何といいましても、学校というのは子供がそ
のほとんど、一日のほとんどを過ごすところでございますし、安心して学び生活できる場でなきゃいかぬということでございます。このように社会問題になって
いることもございますし、今、地方の方も非常に関心を持って取り組んでおりますから、私たちもそれに対応してしっかりやっていかにゃいかぬと、このように
考えております。
〔義務教育と国の責任について〕
- 西岡武夫君 そこで、小泉政権が誕生しましてから我が国の教育行政がもう様変わりに変わりつつあるわけです。
で、大臣、これは大臣の責任ということを申し上げるわけにはいかないんで、歴代大臣も小泉内閣になってから大変な苦労をしてこられたんだということは承知
をしているわけですが、文部科学省として、教育行政については、特に義務教育について、国がまず責任を負わなきゃいけないと、これは一歩も譲れない線であ
ると、そういうご決意をお持ちなんでしょうか。
- 国務大臣(中山成彬君) こういう委員会の場でも何度もお答えさせていただいておりますが、義務教育はとにかく国の責任であると、こういう認識を持っております。
しかし、一方では地方分権の流れもあるわけでございまして、その地方分権の流れとこの義務教育は国の責任であるという考え方の中で、いかにして私たちは国
の責任を果たしていくかということについてしっかりとした考えを持ってやっていかにゃいかぬと、こういうふうに考えております。
- 西岡武夫君 私が属しております民主党の中にもいろいろな意見がありまして、必ずしも私の
質問は民主党を代表する質問ということになり得ないと残念ながら思っているわけでございます。私は、特に義務教育については、高等学校の改革も含めてでご
ざいますけれども、そうなりますと高等学校もということになりますが、学制改革を早急にやるべきであるということをここもう20、30年近く言い続けてき
ておるんですけれども、文部科学省の責任で義務教育は行われるべきであるとういうふうに考えています。
今大臣がおっしゃった、その地方の時代、
地方分権というのは、事柄によると思うんですね。例えば、今のアスベストの問題もそうですけれども、これがもし全面的に国が義務教育について責任を負うと
いう、建物も含めて、いう制度になっていたならば、正に一元的にこの問題は責任の所在が明らかであり、問題が提起されたことがそのとおりに進んでいたと思
うんです。 ところが、地方の自治ということと、義務教育に国が責任を持つということを両立させようとするかのごとく、どうも文部科学省はそこの
何か調和を取ろうというような考えで妥協しようとしておられる姿が、今まで歴代大臣、総理が総理ですからしょうがないんでしょうけれども、その下でかいま
見られるというよりも、あからさまに見えるわけですね。ところが、私はこれは大きく間違っているというふうに思うんです。
[教職員の人事権について]
- 西岡武夫君 むしろ、今の例えば地方の教育委員会制度というものも、今のままならば、これ地方自治と
本当に言えるんだろうかと。皆様方、それぞれの地元の状況を議員の方々がごらんになっておられて、教育委員長という方がどういう方がなっておられるかご存
じだと思うんです。すべて、ほとんど教育長に任せられているという実態であって、そして、教育委員会制度というのは実は形骸化していると、事実上。これ
は、教育委員会の中には、いや、そうじゃないという方もおられるかもしれませんけれども、何といっても非常勤ですから、非常勤の方々が責任を全面的に
100%負えるという状況でないことはこれは分かり切ったことですので、そういう状況の下で、地方自治とは、教育に関する地方自治とは何なのかという問題
の整理がきちっと行われなければいけないと私は思うんです。
この教育委員会の制度の問題についてお話をいたしますとまあこれだけで持ち時間終
わってしまいますから、問題提起として一つの例として申し上げますけれども、最近、中核都市には人事権を、教職員の人事権を与えていいという方向に文部科
学省としてはなっているというふうに承っておりますけれども、これは事実でしょうか。
- 国務大臣(中山成彬君) 教職員の人事権の在り方につきましては、ただいま中教審の義務教
育特別部会で審議がなされているところでございますが、現在までの議論で見ますと、人事権を市町村に移譲する方向で見直すことを検討することが適当である
こと、現在の市町村の事務体制で人事関係事務を処理できるか、離島、山間の市町村を含め県域で人材が確保できるかにも留意すること、当面すべての中核市に
移譲し、その状況を踏まえつつ、特例市などその他の市町村への人事権移譲に伴い、都市部と離島、山間部等が採用や異動において協力し、広域で一定水準の人
材が確保されるような仕組みを新たに設けることが不可欠であることなどの意見が出されておるところでございまして、中教審におきましては、今後、広く国
民、関係団体等の意見を聴きながら更に議論を深めることといたしておりまして、文部科学省といたしましても、この中教審の議論を踏まえつつ、教職員人事権
の市長村への移譲について更に検討してまいりたいと考えております。
- 西岡武夫君 私は実は、中教審のご意見というのは大切にしなければいけないと思っており
ますけれども、中教審に問題を丸投げしてしまって、そして文部科学省としてどういう考えを持っているのかということを、全くその姿を消してしまって、中教
審で答申が出て、それを文部科学省は実行するというやり方は、私はちょっと無責任ではないかというふうに思うんです。私自身はそう考えております。
文部科学省としては、文部科学大臣としてはこの問題についてはこう考えると、これについてどう考えられるかと、あるいは実施した場合の具体的な手段、方
法、手順等について、内容について、専門家の皆様方がどうお考えかという、そういう諮問の仕方をして中教審の意見を求めるということが私は正しいと思うん
ですけれども、これについてはどうお考えでしょうか。
- 国務大臣(中山成彬君) 今、中教審で議論されている状況等について今ご説明したところで
ございますが、私も西岡先生と同じ九州、過疎といいますか、そういったところも抱えている県でございますので、この教職員の人事権をそのまま市町村に移譲
することについて果たしてどうか。大臣になる前はできるだけその方がいいんじゃないかと思っていましたが、非常に小さな町村もございます、へき地もござい
ます、そういった中で優秀な教職員をいかに確保し、またその際、人事異動とかそういったものを含めてどのようにした方がいいかなということになりますと、
これはまた非常に難しい問題があるなと、こう考えるわけでございまして、一方では、できるだけ先生方が子供たちといいますか地域に密接にいてほしいと思い
ますし、また、できるだけ広い視野の先生方も必要だと、ある程度の広域の人事異動も必要かなと、様々なことを考えるわけでございますから、方向としてはそ
の人事権というのはできるだけ地方の方に渡していくということだろうと思いますけれども、その中で、しかし、果たしてそれでどうなるんだろうかということ
についてはこれは十分研究していかなければいけないと今思っていまして、そういったことにつきまして今専門家の方々にご議論いただいているところでござい
ます。
- 西岡武夫君 大臣、お言葉ですけれども、もうお分かりだと思うんですね。私は、事義務教
育について、教職員のその人事ということを都道府県に人事権を持ってもらうということにした理由は、一つの県の中で、私は長崎でございますから離島が多い
わけです。中核都市である私が住んでおります長崎市の視点で見れば、大体、長崎市在住の先生ということになると22%ぐらい教職員の数、希望の数の方が多
いんですね、教職員の数が。そういう方々を特に離島等に必ず行ってもらうということにして長崎県の学校というのは成り立っているわけです。
ほか
の県もいろいろ調べてみなきゃいけないと思いますけれども、一番正確な私の地元の数字で申しますと、例えば国境の島であります対馬、これは六か町で成り
立っていたんですけれども、つい最近、市町村合併で対馬市という市になりました。この対馬市に在住の教職員は55%。要するに、長崎県全体として人事異動
を行って初めて成り立っているわけですね。これは宮崎も多分そうだと思うんですね。全国至るところにそうだと思うんです。 例えば、大変恐縮です
けれども、経済財政諮問会議の委員の皆さん方のように、民間の、東京に住んでいて、そして東京ばっかり見ていて地方のことは分からない方が、やれ地方分権
だ、地方分権だという旗を振って、教育の現場というものを全くお分かりになってないと、こういう今の政治の状況というものは私はおかしいと思うんです。
したがって、大臣としては、やはりこのことについては自信を持って、地方分権論者もこの委員の中におられるのかもしれませんけれども、実際問題として、市
町村単位に人事権が行けば、私はもう離島の教育なんて成り立たぬと思いますね、へき地の教育は。 これについてはどうお考えですか。
- 国務大臣(中山成彬君) 私の地元の宮崎県も同じように、へき地に何年か行ってまた帰ってくるという、こういうふうなシステムで県全体として人事は回しているというのが実情でございます。
そういったものを見ますと、私のおります宮崎市は、確かに宮崎だけで完結した人事ができると思いますけれども、そうなりますと、へき地の方は一体どうなる
んだということになるわけです。しかし一方では、そういうへき地に、例えば宮崎の方から駆けていくとかいう先生もいらっしゃいまして、もう子供たちと接す
る時間というのは全くなくなっているというふうな話もあるわけで、そうなりますと、何といいますか、広域行政というんでしょうかね、消防なんかそうなって
いますが、そういったグルーピングでもってやりながら、そのグルーピングごとの交流等もやるとか、いろんな形は考えられると思いますけれども、もうご指摘
のように、市町村、特に町や村、これで完全に完結した人事をやれと、採用から含めてやれというのは、これはなかなかこれはもうできないことであろうと。 これは、私も西岡先生と同じように、地方の立場、地方の目で見ておりますと、地方分権、地方分権といいましても、なかなかそれを受けられない実情があるということはしっかり私は認識しているつもりでございます。
〔教員の仮免許状について〕
- 西岡武夫君 これはもっと細かい数字も申し上げて議論したいところでございますけれども、この教職員
の問題に絡みまして、最近、これはどこの審議会か懇談会か知りませんけれども、学校の先生に仮免許証を与えるという、答申か、意見書でしょうか、それをち
らっと、マスコミ、新聞を通じて見たんですけれども、これはどういうことでしょうか。
- 政府参考人(銭谷眞美君) 現在、規制改革・民間開放推進会議でいろいろとご議論いただいている中で、そういう教員の仮免許状という議論もなされているということは承知をいたしております。
- 西岡武夫君 大臣、まさか仮免なんというのを教職員の免許の中に創設するなどという、そういうとんでもないお考えはないでしょうね。
- 国務大臣(中山成彬君) そういう意見があることは聞いておりますが、私は歯牙にも掛けておりません。
- 西岡武夫君 大臣が歯牙にも掛けてないとおっしゃいましたので安心いたしますけれども、最近、歯牙をかいくぐっていろんなことが行われているようでございますから、どうぞ、きばを研いで立ち向かっていただきたいと思います。
と申しますのは、学校の先生のその資格というのは、教壇に立った時点で、生徒の立場からしますと、どんなに長い経験を持った先生も、今日から教壇に立った先生も先生なんですね。それだけ先生大変だなと私は思うんですね。
その場合に、私はかねがねこの委員会でも申し上げておりますけれども、学校の先生の資格というものを、修士課程の卒業というものを前提にして、二年間延び
ますから、その間、教育実習の期間を、まあできれば一年、一年が長いというのであれば、半年でも、現場で例えば副担任とかいろんなやり方でやって、そこ
で、半年も一年もやれば本人もまた、その学校の実習生を受け入れた学校の教頭や校長あるいは先輩の先生がいろいろ見ておられて、教師としての適性というも
のも分かってくる、そういう制度に変えなきゃいけないと私は思っているんです。 そうすればこういう、多分仮免というのは、その途中でどうも教師として不適格かもしれないということでいつでも免許取消しができるようにというようなことが含まれているような気がしてならないんですけれども。 修士課程に私は早急にすべきだと思うんですけれども、そして教育実習の期間を長くすると、思い切って長くすると。これはまあ私の時代にはちょっと手を付けられなかったんで申し訳なかったんですけれども、是非大臣、お考えをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
- 国務大臣(中山成彬君) 今、修士課程、そしてその修士課程の中で実習をうんとやるという話がございまして、私もそれも一つのいい方法かなと、このように考えております。
ただ、先ほどおっしゃいましたように、この仮免、歯牙にも掛けないと申し上げましたけれども、ある子供の担任は仮免の先生、違う先生はちゃんと本免の先
生、そんなこと考えられないわけで、だから、頭の中で、頭の体操としてはいいけれども、全く非現実的なことをまあよう考えるもんだなと、そういうことで先
ほど申し上げたわけでございます。とんでもない話だと思いますけれども。 まあいかにして、質のいいといった言葉が適切じゃないかもしれません
が、いい先生をできるだけたくさん確保する。そのためにはどうしたらいいんだということについては、今、西岡委員がお話ありましたことも含めて、これから
十分考えていかなきゃいけない。これは、例えばフィンランドの、この前、大臣が来ましたけれども、正に向こうはそのようにしているんだと、こういうふうな
話でございましたので、今後検討してまいりたいと思っております。
〔教育大学院・教員養成対策について〕
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